PRODUCT  DEVELOPMENT 商品開発

ウェルネスの分野での考え方が浸透し、文化が発達している海外の優れた商品を発掘し、より良く生きるための知恵を日本国内で紹介するため、ネット上の情報収集はもちろんのこと、海外ブックフェアや出版社、著者を訪問し、魅力的な商品を探し続けます。

これぞという商品を見つけたら、日本での販売について権利の交渉・契約を行います。目利きのセンスをはじめ、日本のマーケットに合わせてのデザイン調整など、クリエイティブな感性が求められる仕事です。

海外版の商品が既にある場合は、翻訳を行います。翻訳文の校正をし、内容を損なわずにより読みやすい文章にするのも商品開発チームの仕事です。翻訳ができたら、カード・ガイドブック・ボックス等のデザインを日本語に合わせて調整します。

デザイナーと協力し、翻訳と同様、元のデザインを損なわずに美しいレイアウトとなるよう調整を繰り返します。

翻訳、デザインが完成したら印刷・組み立ての工程に進みます。

色校正と呼ばれる試し刷りや、箔押し等の加工について複数回のテストを繰り返し、商品として製造する仕様を決定します。

これらすべての工程について、遅れや品質低下が起きないようチェックを行います。

カードを使うことがより楽しくなるような、オリジナルの周辺グッズの企画・制作を行います。カードを並べるときに敷くマットや、カードを収納するポーチといった雑貨類の制作の他、カードの使い方やウェルネスについての書籍を執筆したり、カードの使い方についての講座の企画なども商品開発チームが担っています。

マーケットのニーズを調査して企画を立て、社内の会議にて承認をうけたのち、雑貨類であれば素材の選定・デザイン・製造業者の管理などが開始します。

書籍は執筆後にレイアウトデザイン・紙の選定や細かな仕様の決定を行い書籍という形になるところまで、講座等は講座内容の組み立て・内容の原稿作成から実施・撮影までと、アイディア出しだけでなく販売できる「形にする」ところまで取り組みます。

既存作品の販売状況を随時把握し、適正な在庫量になるよう増刷の数量と時期をコントロールします。ビジネス全体が健全に継続していくために、非常に重要な業務となります。

増刷時にはより良い商品となるよう翻訳・デザイン・仕様等のマイナーチェンジを行うことも、品質維持の一環となります。印刷会社と協力し、環境配慮の用紙への切り替えや製造時の電力を再生エネルギーにするなど、作り手としての環境配慮へも取り組みます。